この艶は思い出の深さでできている

高圧洗浄機も研磨もしない“手と想い”だけの旧車専用コーティング

この車はただの「移動手段」ではない。

あの頃の空気、助手席の笑顔、初めて乗った日の感動・・・

そんな「時間」と「想い」が今もこのボディに宿っている――それが旧車です

Z ビンテージ
ハコスカ 窓ふき

だから僕は高圧洗浄機は使わず、研磨もしません。

塗装に負担をかけないようバケツに溜めた水を何度も交換しながら、適度に絞ったウェスで水の重みだけを頼りに洗っていきます。

使うのは汚れを分解する特殊な洗剤と、手の感覚・・・

塗装を痛めることなく、まるで“思い出をなぞるように”一拭き一拭き丁寧に。

そしてコーティング――

これはただ「塗る」だけではありません。

最低でも3層、塗装にもう染み込まなくなるまで徹底的に塗り込む。

僕自身の愛車には、1層目だけで4回、手で塗り込みました。

層の数より大事なのは、どこまで丁寧に向き合えるか。

時間がかかるのは当然です。でもそれがこの1台を守る愛情の深さだと思っています。

ハコスカ

今の車にはできない。

でも、この時代に生まれた旧車だからこそ、守る意味がある。僕はあなたの”かけがえのない1台”と真剣に向き合います。

この艶は洗剤でもコート剤でもない・・・

あなたがこの車と過ごした時間の証明です